看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する体制

1. 看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する責任者

院長:久本信實

2. 看護職員の勤務状況の管理

*1ヶ月以内単位の変形労働時間制

勤務時間:
①平均 週36.75時間(うち時間外労働 0.8時間)
②連続勤務5.5日以内(夜勤を含む場合は6日以内)
③勤務状況の把握:有休取得率、時間外勤務の把握

夜勤に係る配慮:
①仮眠を含む2時間の休憩時間の確保
②16時間未満となる夜勤時間の設定
③夜勤回数は、個人の希望を配慮する

3. 他職種からなる役割分担促進のための委員会及び会議

「職員安全衛生委員会」1回/月

4. 看護職員の負担軽減及び処遇の改善に資する計画

計画の策定・年に1回の見直しと職員への周知(職員玄関・休憩室に掲示)

5. 看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する取り組みの公開

ホームページ上に公開(当ページ)

看護職員の負担軽減及び処遇の改善に資する計画

項 目 取り組み内容
業務量の調整

時間外労働が発生しないように業務量の調整、管理職による声かけを行っています。

*2024年4月より休日日勤責任者手当を(1000円/勤務)新設しました。
*2024年10月より早出勤務を取り入れ始業前残業が削減できました。
看護職員と他職種との業務分担

看護職員がその専門性を発揮するために、他の医療従事者が対応可能な業務は分担しています。

  • 薬剤師:病棟薬剤師を配置し、持参薬の管理や服薬指導を行う
  • リハビリ:ADL低下に伴う拘縮・褥瘡発生の予防
  • 管理栄養士:食事形態等の提案、栄養表や名札の作成、食事オーダリング入力
  • 臨床検査技師:採血データの時系列データの作成
  • 放射線技師:ポータブル撮影機を用いて、病棟内で撮影可能な患者の撮影を実施する
  • 医療ソーシャルワーカー:入退院支援及び紹介転院の調整
  • 事務職員:医療区分の整合性確認、面会予約の受付、荷物・差し入れの受付
看護補助者の配置

事務作業の負担軽減のため、主として事務的業務を行う看護補助者を配置しています。

【業務内容】入院セットの説明と同意書の説明、検体の移送 など
短時間正規雇用の看護職員の活用 なし
多様な勤務形態の導入

パート職員向けに、本人の希望を重視した多様な勤務形態を導入しています。


*看護師の時給雇用、夜勤専従希望者の雇用など
妊娠・子育て中、 介護中の看護職員に対する配慮

法人全体の制度により、働きやすい環境づくりに努めています。

【取り組み内容】
・1ヶ月の変形労働時間制の免除に関する申し出が可能
・所定外・時間外・夜勤労働の制限に関する申し出が可能
・短時間勤務の申し出が可能
・子の看護休暇(有給)、介護休暇(有給)の支給
・母性健康管理措置の通院休暇(有給)の支給
・育児休業制度の充実(パパママ育休プラス、産後パパ育休)
夜勤負担の軽減

処遇の改善や夜勤専従希望のパート職員を雇用するなどして、夜勤負担の軽減に努めています。

*2024年4月より夜勤責任者手当が1000円→1500円/勤務に増額されました。

※今後の課題:業務分担について他職種(特に事務職員)に相談したい項目が多数あり。(2025年から早急に検討を開始する)